朝日新聞によると、一時は、消費者金融業界1位であった大手消費者金融武富士が、資金ショートの危機に直面しているようです。
武富士は、相次ぐ過払い請求や、自己破産等による貸倒のため、資金繰りが厳しくなり、平成21年11月以降は、新規の貸し出しをほとんど停止し、過払金の返還原資をなんとか確保しているようです。
実際、武富士に対する過払い請求自体も難航してきています。任意の段階での過払金返還率はせいぜい50%程度であり、さらに過払金を分割でしか払えないといったこともよくあります。
不当利得返還等請求訴訟においても、対応が間に合っていないのが現実ではないのでしょうか?
銀行系のアコム、プロミス、新生フィナンシャルとは違い、独立系の武富士、アイフルの資金状況はますます悪くなることが予想されます。
2010年の債務整理、過払い請求は、これまで以上に消費者金融の情勢も把握しながら、迅速かつ適切に行う必要があることを再確認した、そんな朝日新聞のニュースでした。
司法書士 趙 成来









